そもそも自分は人見知りで、知らない人に会って名刺交換するとき、心臓がバクバクいって、手とか足とか震えちゃうような人間だった。

止めようとしても震えてしまうので、すごい恥ずかしくなってもう頭が真っ白になってしまう。「あ、どうも」とか「はじめまして」とかしか言えない。

転職した会社では、たまに大勢の人の前で話さないといけない機会ができた。大勢といっても2,30人くらいだし、時間も1分もかからないくらい。

それでも、ものすごく緊張した。

名刺の時みたいに、足も震えてしまう。頭が真っ白になってしまうので手にしたメモを持つ手も震える。震えてるのがばれてしまってると思うと恥ずかしくて仕方なかった。

花粉の時期でマスクをしているときは、上手く呼吸ができなくて、苦しくなって危なかった。

慣れている人、そうでない人

他の人はどうかというと、すごく自然にしゃべれる人もいれば、緊張して震えてるような人もいた。でもどちらかというとうまくしゃべれない人のほうが少ない印象。なぜみんな普通にしゃべれるのか。

きっと脳内での組み立てがすごく上手なんだろうと思っている。

自分の場合は、脳内で組み立てても緊張で忘れてしまうし、そもそも、組み立てて話すことがあまりできない気がする。

それから何年か経って

いまは最初に作った名刺がなくなりそうなくらい配れた。もちろん緊張するけど、ドキドキするくらいで手と足は震えなくなってきた。

人前でしゃべるのも緊張はするけど震えなくはなってきた。まだうまくしゃべれないけれど。

緊張に関しては慣れというのが大きいのかもしれない。

そしてうまく話すには話し方の勉強をしないとだめなのかもしれないと思った。

しかしこんな感じで、よくそんなので働けてるなーと思う。