Qurasu

最近結婚したアラサー男子が、日々の生活の中での気になったことなどを書いてきます。

森見登美彦さんの本「夜は短し歩けよ乙女」が好き

自分の中では森見登美彦さんといえば「夜は短し歩けよ乙女」なのですが、この本は面白いです。文体というか言い回しというか、それが独特な雰囲気を作っていて読むのがとても楽しくなります。

きっかけ

この本に出会ったのは、新宿にほど近い小さな駅の前にある小さな本屋さんでした。その時は本当に仕事が忙しく、本など読んでいる余裕などなかったと思うのですが、転職をきっかけに1か月ほど時間ができたので自宅の最寄り駅にあった本屋さんにフラッと入ったことがきっかけでした。

入ってすぐ左手の棚にあったその本。キャッチコピーには「本屋の店員さんがおすすめする本1位」みたいなことが書かれていたような気がします。自分が目にしたときにはすでに文庫本化されており、人気もあるようでした。普段まったく本を読んでいなかったので全然知らなかったのですが、表紙の絵も素敵で、気になって手に取ってみました。

それから7年くらい経ったでしょうか。いまでも思い出しては読み返しています。電子書籍でも買ってしまったので、いつでもスマートフォンで読むこともできます。

感想

ざっくりとしたストーリーとしては、片思いの先輩が後輩の女の子に片思いをして、恋を成就させようとがんばるといった内容です。舞台は京都の街で下鴨神社とか、先斗町、京都大学などいろいろ出てきます。ファンタジー要素もありそれがよいアクセントになっています。

ラストシーンはとてもあったかい感じがして、読んでいるだけでポカポカしてきます。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)