ノスタルジックな三茶
あんまり三軒茶屋に行ったことがなくて散歩がてら足を延ばしてみた。せっかくなのでランチにいくお店をあらかじめ決めていた。そこは一軒家のカフェで、ナチュラルなテイストでまとめられているお店だった。メニューもお店の雰囲気どおりのもので、オーガニックな野菜やキッシュなどを食べた。気がする。
というのも、もう10年くらい前の話だ。と言っても二十歳は超えているから、幼少期の記憶を掘り起こすよりは詳細だとは思う。
三茶から東に行ったところに公園があるらしかったので、何となく東のほうへ足を運んだ。するとすごく雰囲気のある道路に出た。古い団地風の建物が現れ、1階がお店になっていた。お店のなごりなのか、カラス戸が続いている場所もあった。
なぜかすごくうれしかった。散歩はこれが楽しいし醍醐味だ。一瞬でタイムスリップしたような気分。こういったことに魅力を感じる人は少ないのかもしれないけれど、東京には自然の中を歩くのとは違う絶景がある。
歩いているとそんな景色はすぐに後ろにスライドしてしまうのだけれど、印象的だった。クリーム色の団地が記憶の中の色を淡く染めていた。
特に何があるわけでもない。美化してしまっているのかもしれないけれど、もう一度行きたい場所だ。
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