Qurasu

最近結婚したアラサー男子が、日々の生活の中での気になったことなどを書いてきます。

怒るということ

このまえ、ある人の好きなものを否定してしまい、「(私はあなたに対して)怒っている」と言われてしまった。

「ooって気持ち悪いよね」と、つい煽ってしまうような言い方をしてしまった。

自分がいいと思っているのを否定されたら怒りたくなる気持ちもわかる。 でもその人に言われたのが、「ある人が一生懸命つくりあげて、みんなに愛されてるのにそれを否定するなら自分も否定される覚悟をしろよ」ってことだった。

もっともらしいことを言ってこられて、それもいまいち理解できないし、怒っていると言われているから質問しにくいし。なんかつらかった。

それならもっとシンプルに、「おれはこれがすきでそれをそんな風にいうのは許せない」と、もっと直接的に言ってほしかった。

アドラーという心理学者の本を途中まで読んでいて、 そこで、怒るというのは手段に過ぎないということが書いてあった。

その内容にすごく納得できたので、自分は怒ることはしないようにしようと思った。

怒ることによって自分の意見が通るという成功体験をしてしまうと、自分の思い通りにならなかったときなどに、怒ることで意見を通そうとする。

でもその時に電話がかかってきたら、その人は外向きな声で電話に対応し、電話を切ったらまだ怒り出すだろう。 怒るというのは自分で出し入れできるものなのだ。

話しを戻すと、その人は人当たりの良い仕事のできる人だと思っていて、そんなひとがそういった態度をとってきたことが自分としては残念だったってことなんだと思う。この言い方が適切なのか分からないけれど。

(いま書いていて、その人を勝手にすごい人だとおもって、勝手に残念だと思うのはなんともひどい話だとも思ったが。。)

荒波を立てたくないと言ってる人がいるけれど、 それは怒る人が面倒だと認識してるからなんじゃないだろうか。

ある話になるとキレだす人がいる。 口調を荒げたり、 大きな声を出したり、 机をたたいたり。。

これが嫌で、ある程度許容できる部分までを飲んでいるんじゃないだろうかと思う。

そして怒る人は先述のように成功体験から、その手段をとる。

悪い連鎖のような気がする。

日本は議論する文化がないから言われなれてないのもあると思う。 義務教育でもっと議論することを教えたほうが良いのではないかと思う。