Qurasu

最近結婚したアラサー男子が、日々の生活の中での気になったことなどを書いてきます。

普通は...と言ってしまうことについて

普通という言葉があります。
意味としては、「ありふれたもの」「他と違わない」のような感じなのですが、普通の中身って結構他の人と違う場合が多いと感じたので書いてみました。

学生時代

たとえば学生時代。アニメおたくと言われる人がいたとして、「普通そんなの見ないよ」とバカにされたりする。その人の「普通」ではそうなのかもしれないけれど、アニメを見る人からすると見ることが「普通」になります。

他にも、運動が苦手な子に対して「普通あんな低い跳び箱くらい飛べるじゃん」とか、勉強ができない子に対して「普通にやったらわかるじゃん」とか、いろいろありますよね。

その人にとって普通でも、それはその人の中でのことであったり、その人の周りでのことで、ちょっと違う人を見ると「普通ではない」と認識し、見下したような言い方したりしてしまうことがあります。

考えられなくなってしまう

わたしも「普通は...だから...はおかしい」とか言ってしまうことがあります。ただそれは、なぜそうなのかを考える、もしくは説明することをしなくなるラクな言葉で、それ以上のことを考えられなくなってしまいます。

正論に感じる

さらに「普通」という言葉を使うことによって、あたかも正論であるように感じさせてしまう効果もあるんじゃないかと思います。そして同時に相手に自分が普通ではないおかしいんだと思わせてしまいます。

とくに考えもせず、理由ももたず、自分やその周りがそうやってる場合が多いから、それ以外に対して「それはおかしいよ」といっているような状態で、それはあまりいい状態ではない気がしています。

もしかしたら授業でやっているのかもしれないですが、こういったことも小学生のうちから教えてもいいのではと思いました。

議論の場では

議論についてあまり詳しくはないのですが、普通についての認識を共有するか、普通という言葉を使わないようにしないと、うまく話が進まないんじゃないかとも思いました。